Zとの思い出。

今年でZ歴2年を迎えたオイラ。
愛車との思い出を振り返る。
オイラが楽しかったことじゃつまらないので、テンパッた時のことを紹介しよう。
これを参考に、皆さん安全運転を☆

その1：田んぼにバックオーライダイブ！

これは、オイラにとって一台目のZ（今のは二台目）を運転中の出来事である。
ある夏の夜、ふといつものドライブコースへ出かけた。
通いなれた道だが、いつもと異なる点、それは・・・台風上陸真っ只中！
そんな時にドライブへ出かけたオイラがバカだった。
某国道をごく平凡な速度で走行中、チョットした段差にZが跳ねる。
着地と同時にリアタイヤがサーッと滑っていく。
「おっと。」
意外と冷静だったオイラは、ドリフトの真似事といわんばかりにカウンターをあてるが、リアのトラクションは戻らず、Zは滑走し続けた。
景色が横に流れる。
これがドリフト・・・そんなことを思ったのもつかの間、Zは滑った勢いでバックし、軽い衝撃を受けてようやく止まった。
約1分の放心状態。
「何が起こった？」
周りを見渡す・・・道路じゃない。
そう、ここは田んぼだ！
エンジンはかかったままだ。
アクセルを踏む。
が、やわらかい田んぼの土にタイヤは空回り。
「いかん・・・はまった。」
オイラの後方を走っていた車の一台が止まり、声をかけてくれた。
地元の人らしく、近くのレッカーを呼んでくれた。
幸いケガはなかった。
大雨の中、一人で状況分析。
どうやらオイラのZは左に270度回転して、バックしながら走っていた道の左側にある田んぼへ突っ込んだ模様。
レッカーに引き上げられるも、もはや自走不可能な状態。
それほど衝撃は感じられなかったが、足回りが逝ってしまっていた。
その後、タクシーで家まで帰り、次の日のバイトは休んだ。
警察へ行き（初出頭）、田んぼの持ち主の住所を教えてもらい、菓子折りを持って謝罪に。
Zはというと、残念ながら廃車ということになった。
泣きそうになった。
かなりショックだった。
冷静に考えると、タイヤの溝が減っていたことが原因だということがわかった。
その上、台風による大雨。
滑って当然である。
しばらく雨の日の運転が怖くなったオイラでした。

その2：マッ缶コロコロびちょびちょ事件！

これもその1と同じ某国道を走っていた時の出来事である。
このコースの最大の山場といっていい6連ヘアピンで事件は起こった。
深夜、一人で調子良くとばしていたオイラ。
ヘアピンに突入！
第一、第二コーナーをスキール音を奏でながらクリア！！
「三つ目！」
激しく横Gが体を襲う。
と、その瞬間、カチャッ、ボト、コロコロ・・・。
大好きなマックスコーヒーがドリンクホルダーごとはずれて運転席のフロアへ転落。
「マジでか！？」
コーナーを抜け終わったところで車を止めて確認。
フロアマットがびちょびちょだ。
ティッシュを使って必死の吸水作業。
運転席のフロアマットの下、オイラの場合はここに車内電装系の配線がぎっしりなのだ。
「壊れる〜！」
必死だった。
走り屋らしき180SXのドライバーに声をかけられる。
「どうしましたぁ？」
「ドリンクがこぼれちゃって・・・。」
チョット恥ずかしかった。
でも電装系は無事だったのが不幸中の幸い。
帰りの道中、車内がコーヒー臭かったのはいうまでもないだろう。

その3：後ろの車にサイレンサー発射！

マフラーを換えたオイラのZは予想以上に爆音仕様になってしまった。
そこでサイレンサーたるモノを購入。
これをマフラーの出口に仕込むことにより、ノーマルの時のような静かな排気音になる。
その1＆2とは違う某国道、友人A氏を助手席に乗せて走っていた時だった。
そのサイレンサーをとめているボルトがゆるんできたのだ。
カラカラ・・・カラカラ・・・。
「はずれるかな？」
止まって締めなおすべきだった。
信号が青に変わり、加速した瞬間、いつもの爆音モードに切り替わった！
ふとサイドミラーを見ると、サイレンサーがカランカランと転がっていくではないか。
後ろの車は焦って避けていた。
「ヤベッ！当たっちゃったかな？」
とっさに車を止めて、A氏にサイレンサーを拾いに行かせる。
あの時はホントに申し訳なかった。
熱くなったサイレンサーを拾ってきてくれてありがとう。
ボルトは行方不明になったケド・・・。
運よく後ろの車にぶつかることなく、サイレンサーも無事回収。
「サイレンサー、あんま付けないことにしよう・・・。」

このように、オイラは様々なアクシデントを経験してきているので、何かあったら是非連絡してネ。
何らかのアドバイスはできるはず。